「不登校だったから成人式に行きたくない。成人式を欠席した人の話が知りたいな…」という方は、多いと思います。
不登校を経験すると、友だちとの関係が希薄になります。
昔仲良くしていた友達でも、なんとなく気まずくなりますよね。
一人で成人式に参加するのは、かなり勇気が必要です。
成人式に行って嫌な思いをするなら、欠席しようと考えるのは普通でしょう。
そこで今回は、不登校だった僕が成人式を欠席した話をします。
この記事を書いている僕は、中学3年生と高校2年生で不登校になった経験があります。
記事の信頼性は、確保されていますよ。
ぜひ参考にして、成人式に出席するかの判断材料にしてくださいね。
不登校だった僕が成人式を欠席した理由

不登校だった僕は、成人式を欠席しました。
親や周囲からは「一生に一度だから出席した方がいい」と、何度か説得されました。
しかし、どうしても成人式に行く気になれなかったのです。
僕が成人式を欠席した理由は、主に以下の2つです。
- 変な目で見られないか不安だった
- 現在の自分に自信がなかった
変な目で見られないか不安だった
元不登校の僕が成人式に出席することで、変な目で見られると思いました。
かなりネガティブな思考ですが「何でお前が来たの?」と、思われてしまうと考えたのです。
例えば、昔からの仲良しグループで集まったとします。
気を使わない仲間と遊ぶのは、非常に楽しいです。
そんな中、あまり仲良くない知り合いが混ざってきたらどう思うでしょうか。
口には出さないものの、多少嫌な思いをするでしょう。
実際、成人式に行って他グループと合流することはあまりないです。
しかし、当時の僕は負の側面ばかりを見てしまいました。
「こうなったらどうしよう…」と、常にネガティブ思考に陥っていたのです。
他人からの目線に、過剰に敏感になっていたのかもしれません。
当時の自分に自信がなかった
自分に自信がなかったのも、成人式を欠席した理由のひとつです。
当時の僕は、専門学校を休学中でした。
2年前に大学受験に挑んだのですが、結果はまさかの全落ち。
浪人するのが嫌だったので、3月入試がある専門学校に入学しました。
成人式に行くと、近況を報告しあうと思います。
「〇〇大学に行っている」「××で働いている」など、話す時間があります。
中学校でそこそこ成績の良かった僕は、地域の難関校に進学しました。
(その学校は途中で編入しましたが。)
中学の友だちに会うと「どこの大学に行ってるの?」と、聞かれることは目に見えていました。
そんな中、専門学校に通っていると言える勇気がありませんでした。
自分で進学しましたが、僕の中で“専門学生 = 負け組”のイメージがあったのです。
現状を誰にも知られたくないという思いから、成人式を欠席することを選びました。
成人式に行かない方も多いみたい

成人式に行かない方は、意外と多いです。
CanCanが2018年に行った調査によると男性の約40%、女性の約30%が成人式を欠席したようです。
平均すると、およそ3人に1人が成人式を欠席していることになります。
“成人式 = 絶対に行くもの”というイメージがある方も多いと思いますが、決してそんなことはありません。
実際、僕の周りでも成人式を欠席した友だちは多いです。
パッと思いつくだけで、4~5人は成人式を欠席しています。
「留学中だったから」「わざわざ行くのが面倒だったから」など、理由はさまざまです。
成人式を欠席するという選択肢は、かなり一般的になっていますね。
無理に成人式に行く必要はない

無理に成人式に行く必要は、ありません。
成人式に行かなくても、大きなデメリットはないです。
あえて挙げるならば、成人式の思い出を聞かれた時に何も答えられないくらいです。
相手も、それ以上質問してくることはないでしょう。
少し会話が止まるのが、唯一のデメリットでしょうか。
まとめ

以上が、不登校だった僕が成人式を欠席した話でした。
周りから変な目で見られるのが心配、当時の自分に自信がなかったことが成人式を欠席した理由です。
「成人式を欠席すると後悔するよ!」こんな言葉を何度も耳にしました。
しかし、はっきり言っておきます。
成人式に行きたくないのならば、欠席してOKです。
この記事を読んでいる多くの方は、現在20歳だと思います。
もう立派な大人のはずです。
周りの意見ではなく、自分で物事の判断をする時期です。
親や友だちが何と言おうと、自分の意志を持って人生を切り開いてくださいね。