「現在不登校で将来に不安を抱えている。不登校でも就職できるのかな…」という悩みがある方は、多いと思います。
不登校の方にありがちなのが、人生が終わってしまったと感じるパターンです。
周りの生徒が学校に通っているのに自分だけ不登校だと、漠然とした焦りが出ますよね。
「自分は就職もできないんじゃないか…」と感じるのは、当然のことと言えます。
そこで今回は、以下の内容について解説します。
- 不登校でも就職は可能な件
- 不登校でも問題なく生きられる
この記事を書いている僕は、中3と高2で不登校の経験があります。
現在は専門学校を卒業し、2020年4月から都内のIT企業に勤めます。
記事の信頼性は、確保されていますよ。
ぜひ参考にして、将来に活かしてみてくださいね。
不登校でも就職は可能な件

不登校でも就職は可能です。
先ほど言ったように、不登校を経験した僕でも就職できたからです。
軽く自己紹介をさせてください。
元々僕は引っ込み思案な性格で、教室という閉ざされた空間が苦手でした。
小中と休みがちでしたし、中三の冬に高校へ提出する内申書が確定してからは、一日も学校へ通っていません。
親には「受検勉強に集中するためだから」と言っていましたが、学校に通う気力が尽きてしまったのです。
担任からは「せめて卒業式には来ようね」と言われましたが、クラスメイトと顔を合わせるのが気まずく、卒業式も欠席しました。
その後、校長室で個別の卒業式に参加しました。
中学卒業後は、地元から少し離れた進学校に入学しました。
高1までは普通に通っていたのですが(それでも年間10日くらい欠席した)、高2に進級したタイミングでクラスに馴染めず、再び不登校になってしまいました。
朝学校に行くフリをして友だちの家に行くような生活を送っていました。
かなりの社会不適合者っぷりですね。笑
欠席していたことは親にもバレてしまい、かなり叱られました。
全日制高校の卒業が難しくなったので、通信制高校に編入し何とか高卒資格までこぎつけました。
高校卒業後はIT系の専門学校に入学し、休みながらも何とか学校に通っていました。
出席率50%くらいでギリギリ卒業できましたw
こんな超社会不適合者の僕ですが、2020年の4月から都内のIT企業への就職が内定しています。
このレベルの人間でも就職できるならば、現在不登校で悩んでいる方でも、就職を諦める必要は全くありません。
むしろ、勇気が出ると思います。笑
不登校だった過去を面接で聞かれることは少ない

不登校だった過去を面接で聞かれるのは、非常に少ないです。
企業は、あなたの現在にしか興味がないからです。
就活を始めたばかりの頃は「不登校の過去に突っ込まれたらどうしよう…」「通信制高校卒だと落とされるのかな…」と、不安を抱えていました。
しかし、いざ面接が始まると不登校に関する質問をされることは、ほぼありませんでした。
聞かれたのは「学校で何を学んでいるのか」「自分のアピールポイントは何か」など、現在の僕に関する質問が多かったです。
企業は就活生の過去ではなく、現在に興味があると確信しました。
過去に不登校を経験していても現在のあなたが魅力的なら、間違いなく内定をいただけます。
むしろ「ぜひうちに入社しほしい」と、引く手あまたの人材になれる可能性あります。
過去は過去と割り切って、今を大切に生きるのが重要だと言えますね。
もし聞かれた場合はプラスに話そう
面接で不登校のことを聞かれたら、前向きに話すべきです。
自分からネガティブな情報を伝える必要はないからです。
僕は就活で20社くらい受けたのですが、1社だけ不登校に関する質問をされました。
「一度高校を編入しているようですが、何があったのですか?」と、聞かれました。
不登校に関する質問をされるのは想定していたので、
「人間関係のトラブルが起きてしまい、学校を欠席せざるを得なくなってしまいました。通信制高校に編入してからは、新しい環境で友だちも増え、前向きな考えを取り戻すことができました。環境が変わると考え方も変化し、人生が好転すると感じました。この経験を活かして、社会人になってからもプラス思考で困難を乗り越えたいと思っています。」と答えました。
不登校を経験したことをネガティブに答えるのではなく、そこから得られた経験を前向きに話すことで、面接官の印象も良くなります。
他の就活生との差別化に繋がるので、採用される可能性も上がるでしょう。
不登校の経験を活かせば、就活の面接も乗り切ることができますよ。
余談:不登校経験者にはIT業界がおすすめ
完全な余談ですが、不登校経験者にはIT業界がおすすめです。
IT業界は完全な売り手市場ですし、人とのコミュニケーションが最小限で済むからです。
2020年3月現在、IT業界は人材不足に悩んでいます。
スマホの普及やIoTと呼ばれる技術の発達で、IT人材の希少価値が上がっています。
つまり、能力の高くない学生でも内定にこぎつけやすいと言えます。
実際僕も大学受験に全落ちしていますし、専門学校の成績も優秀とは言い難いです。
そんな僕でも数か月の就活で4社から内定をいただきました。
能力に自信のない方でも、IT業界を志望すれば食うに困ることはないです。
また、IT業界は人とのコミュニケーションが少ないです。
一日のほとんどをPCと向き合って過ごすので、必要なのは技術力だけです。
「人とかかわるのが苦手…」「なるべく引きこもって仕事がしたい…」という方には、IT業界が適していると言えます。
不登校でも問題なく生きられる

不登校でも、問題なく生きられます。
不登校を経験した僕でも、何とか生活できているからです。笑
先ほど言ったように、僕は中高と2回も不登校を経験しています。
通信制高校に編入したり、大学受験で全落ちするなど、決して順風満帆な人生ではありませんでした。
しかしながら、今日も何とか生きています。
恐らく明日も生きますし、明後日も生きているはずです。
不登校の頃は「俺の人生どうなるんだろう…」「親に申し訳ないな…」と不安に押しつぶされていましたが、現在は元気いっぱいです。
むしろ、不登校を経験して良かったとまで思っています。
(家族の大切さに気づきましたし、挫折を経験して他人に優しくなれました。)
なので、現在不登校で悩んでいる方にも希望はあります。
とは言え、綺麗な言葉で締めても仕方ないので、このブログが支えになれば嬉しいです。
質問や悩み相談などあれば、必ず返信するので@stranger_kosukeまでどうぞ(^^ゞ
まとめ

以上が、不登校と就職に関する記事でした。
不登校の方でも、就職には問題ありません。
企業は不登校の過去など、気にしていません。
重要なのは現在のあなたがどのような人間なのか、会社に何をもたらしてくれるのかです。
「自分は不登校だから…」と後ろ向きになるのではなく、自身のレベルアップに励んでください。
前向きに努力を積み重ねて、企業が欲しがる魅力的な人材になってくださいね。
あなたならできます。後はやるかやらないかですよ。