「現在不登校で、毎日が辛い。不登校から抜け出すきっかけが知りたいな…」という方は、多いと思います。
不登校になると、正直将来が見えないですよね。
前に進むためにも、何とか不登校から抜け出したいと考えているでしょう。
そこで今回は、以下の内容について解説します。
- 不登校を抜け出す必要はない
- 不登校の方が居場所を作る方法
この記事を書いている僕は、中高で不登校の経験があります。
現在は都内のIT企業に勤め、毎日楽しく暮らしています。
記事の信頼性は、確保されていますよ。
ぜひ参考にして、不登校について考えるきっかけにしてくださいね。
Contents
不登校を抜け出す必要はないと思う

こんなことを書くと怒られそうですが、不登校を抜け出す必要はないと思います。
僕が不登校だった頃、未来に絶望することもありました。
不登校だと、どうしても人生が終わったと考えてしまいますからね。
しかし、振り返ってみると不登校を経験したことは、今の人生に大きく活かされています。
人の痛みが分かるようになりましたし、視野が広がったと感じました。
現在不登校で悩んでいる方には「この経験が3年後には自分の力になっている」と、前向きに捉えてほしいです。
不登校でも楽しく生きられる
そもそも、不登校でも楽しく生きられます。
スマホがあれば大抵のことはできますし、中高生が家ですることはスマホでSNSを見たり、ゲームをするくらいでしょう。
YouTubeやNetflixでいつでも時間は潰せますし、勉強がしたかったらスタディサプリで十分です。
というか、学校の授業を受けるよりもスタディサプリの方が遥かに効率的です。

「ずっと家にいるのは飽きるな…」という方は、一人旅に出ればOKです。
修学旅行とは異なり、自由気ままに旅をするのは楽しいですよ。
一人旅といっても海外に出る必要はなく、自転車で少し遠出するくらいで十分です。
非日常の刺激を得られ、旅が終わってからも楽しく過ごせます。
学校で嫌な思いをする方がしんどい
学校で嫌な思いをするほうが、しんどいです。
現在不登校ならば、何らかの事情で学校に行きたくないのだと思います。
事情はそれぞれですが、少なからず嫌な思いをしていますよね。
「クラスに馴染めない」「数人からいじめられている」など、理由は無数にあります。
そんな中、学校に通っても良いことは一つもありません。
同じ一日を過ごすならば、家でのんびりした方が幸せです。
実際僕も、登校するフリをして友だちの家に忍び込む日々を送っていました。
褒められることではないですが、胃がキリキリ痛いのに我慢するよりマシです。
嫌な思いをしてまで、学校に通う必要はありませんよ。
不登校が辛いのは居場所がないから

不登校が辛いのは、居場所がないからです。
学校に行っていないので、友だちとは疎遠になります。
不登校特有の気まずさがあり、親との会話も減ってしまうでしょう。
「自分には居場所がないんだ…」と、考えてしまうのも当然です。
僕の親は厳しかったので、最後まで不登校に理解を示すことはありませんでした。
「学校に行っていないんだから」「あなたは他の子と違う」と、子どもには受け止めるのが厳しい言葉を投げかけられたこともあります。
普段は能天気な僕も、この時ばかりは落ち込んでしまいました。
下手すると、間違いを犯してしまっていたかもしれません。
親の方も、不登校の子どもを理解する努力が必要だと思っています。
不登校の方が居場所を作る方法

では、不登校の方が居場所を作る方法を解説します。
いくつかありますが、以下の3つを実践すればOKです。
- ネット
- 通信制高校
- フリースクール
ネット
ネットで友だちを作るのがおすすめです。
自宅でコミュニケーションが取れますし、顔を見合わせていないので気楽に話せるからです。
過去を知られていない分、気負うことなくお話できます。
仲良くなったら、実際に会って遊ぶのも良いでしょう。
ネットで知り合った人と会うのはちょっと…」という方も、いるかもしれません。
しかし、都内の駅などではネットで知り合った人と待ち合わせをしている方が、大勢見受けられます。
(会った瞬間スマホを見せあっているので、すぐに分かります。)
スマホやSNSが発達した現代では、ネットで出会うのはそれほど少数派でもありませんよ。
Twitterの匿名アカウントや、KoeTomoなどの通話アプリがおすすめです。
正直ネットには、さまざまな事情を抱えた方が多いので、自分の背景を話すことでより仲良くなれます。
自己開示した方が、あなた自身の抱えているものが少し楽になりますし。
臆せず話してみてくださいね。
通信制高校
通信制高校には、不登校を経験した方が多いです。
辛い気持ちが分かるので、中を深めやすい環境と言えます。
中学生なら、学校に通わなくても通信制に入学できます。
高校生なら、通信制に編入することで単位を引き継ぐことができます。
つまり、留年などせずにストレートで卒業できるのです。
高校で不登校になると、単位が取得できないので、留年が頭によぎると思います。
しかし、通信制に編入すれば問題なく卒業可能です。
現状を変える意味でも、通信制を選ぶのはかなりおすすめです。
実際僕も高2の秋から通信制に通っていますが、卒業までに20日程度の登校で済みました。
登校日数を抑えつつ、留年せずに卒業できたのは、かなり良い選択をしたと感じています。

フリースクール
フリースクールとは、不登校向けの支援施設のことです。
授業を受けたり、お話をするなどして一日を過ごします。
校長の許可があれば、フリースクールに登校することで単位を取得できます。
「学校は辞めたくないけど、なんとか単位を取得したい…」という方には、適した環境と言えます。
フリースクールも不登校経験者が集まるので、仲良くなりやすいですし。
学校とは異なるコミュニティーの友だちが作れるのは、大きな魅力ですね。
まとめ

以上が、不登校から抜け出したい方向けの記事でした。
冒頭でも言いましたが、無理に不登校を抜け出す必要はないと思います。
不登校でも幸せに暮らせますし、学校で嫌な思いをするより100倍マシだからです。
僕も元不登校でしたが、普通に就職して可愛い彼女もいます。
不登校であることを負い目に感じる必要はなく、毎日楽しく生きればOKです。
不登校の経験を活かして、悩んでいる方を救える役割を担えれば素敵ですね。
どうしても不登校で悩んでいる方は、Twitter(@stranger_kosuke)までご相談ください!