「現在不登校だけれど高校に進学したい。不登校だと高校受験は不利になるのかな…?というか、どうすれば高校に進学できるの…?」という悩みがある方は、多いと思います。
不登校になると、将来が不安になりますよね。
今の時代、最低でも高校くらいは出ていないと厳しいですし、、
そこで今回は、以下の内容について解説します。
- 不登校は高校受験に不利になるのか
- 不登校が高校に進学するための方法
この記事を書いている僕は、中学3年生と高校2年生で不登校になった経験があります。
その後は専門学校を卒業し、都内のIT企業に勤めています。
記事の信頼性は、確保されていますよ。
ぜひ参考にして、高校受験に活かしてみてくださいね。
Contents
不登校になると高校受験は不利

正直、不登校になると高校受験は不利です。
ほとんどの高校では、出席日数を評価の対象にするからです。
当然ながら、なるべく学校に通っている生徒が優遇されます。
文部科学省によると、年間30日以上欠席する生徒は不登校と見なされます。
僕の通っていた中学校の先生いわく、年間30日以上欠席してしまうと全日制高校への進学は難しくなるそうです。
入試で同じ点数なら、欠席日数が少ない生徒を選ぶからです。
あなたが面接官なら、登校意欲のある生徒に入学して欲しいですよね。
中一から不登校だと全日制高校への進学は難しい
仮に中一から不登校だと、全日制高校への進学は難しいです。
三年間休んでいると、年間の欠席日数が200日を超えるからです。
僕の友だちは、部活でのトラブルで中一から不登校になりました。
放課後に少し登校する程度で、学校にはほぼ来ていません。
担任から全日制高校への進学は難しいと告げられ、不登校向けの私立高校へ進学することになりました。
その後、無事高校を卒業したようです。
欠席日数が30日未満なら全日制高校への進学も可能
不登校気味でも、欠席日数が30日未満ならば全日制高校への進学も可能です。
高校受験では出席日数も重視されますが、それ以上に入試の点数が大事だからです。
学校を休みがちだった僕は、3年間の欠席日数が20日前後ありました。
周りの生徒に比べると不利な状態でしたが、受験勉強を頑張った結果、偏差値60の全日制高校に合格できました。
合格平均点よりも高い点数を取れたのが、良かったのだと思います。
不登校気味の生徒でも、努力次第で全日制高校に入学できますよ。
不登校の生徒が高校に進学する方法

では次に、不登校の生徒が高校に進学する方法を紹介します。
いくつかあるのですが、代表的なものは以下の2つです。
- できる限り登校する
- 通信制高校に進学する
できる限り登校する
やはり、できる限り登校するのが大切です。
一日でも欠席日数を減らせば、入試で逆転合格するのも可能だからです。
朝から登校するのが難しい場合、午後から通うのもアリです。
欠席よりも遅刻の方が、悪影響になりづらいですからね。
午後からの登校を続ければ、学校に慣れて不登校から脱出できる可能性も上がります。
“午前は自宅で受験勉強 ⇒ 午後に登校”のルーティーンを作るのが、おすすめです。
「そうは言っても、学校に通えないから悩んでいるんだよ…」という声もありそうです。
どうしても学校に通えない場合、フリースクールという選択肢もあります。
フリースクールとは不登校の生徒が通う学校で、各自治体に設置されています。
学校と同様に授業を受けたり、他校の生徒と交流を図ることができます。
よほどの田舎でない限り、一時間圏内に存在する場合が多いです。
校長先生の判断で、フリースクールに通えば出席扱いになることもあります。
不登校を脱出する機会にもなるので、調べて見るのが良いでしょう。

通信制高校に進学する
不登校の場合、通信制高校への進学も選択肢に入れるべきです。
通信制高校ならば、不登校の生徒でも進学しやすいからです。
全国の通信制高校では、不登校の方の受け入れを行っています。
学校に通えていなくても、面接だけで合格が可能です。
面接と言っても落とすために行うのではなく、形だけ行うものです。
意地悪な質問をされることはないので、安心してくださいね。
通信制高校は毎日登校するのではなく、月に1~2回の登校で済む場合が多いです。
学校に恐怖心のある方でも、ゆっくり社会復帰できます。
勉強も中学レベルの復習から行うので、問題なくついていけるでしょう。
不登校の方には、通信制高校が最もおすすめと言えます。


まとめ

以上が、不登校と高校受験について解説した記事でした。
やはり、不登校になると高校受験には不利に働きます。
高校としては、登校意欲のある生徒に入学して欲しいですからね。
仮に入試の点数が同じ場合、欠席日数の少ない生徒を合格させることもあるでしょう。
しかしながら、不登校 = 高校に進学できない という訳ではありません。
欠席日数を抑えて入試で点数を取れば、休みがちの生徒でも合格できますし、現在は通信制高校という選択肢もあります。
不登校になったからと言って、お先真っ暗ではありません。
悲観的になるのではなく「今日は早起きできた!」と、常に自分を褒めてあげてください。
自信がつけば、日々の生活が楽しくなりますからね。