「現在不登校で、中学校に通えていない。高校に行かなくても良いのかな…?」と考えている方は、多いと思います。
中学校で不登校になると、高校に通うイメージが湧きづらいですよね。
そもそも学校が嫌いなので、できることなら行きたくないという方もいるでしょう。
そこで今回は、以下の内容について解説します。
- 不登校で高校に行かないのはリスクが高い
- 学校に通うのが苦手な方向けの進路を紹介
この記事を書いている僕は、中学3年生と高校2年生で不登校になった経験があります。
現在は専門学校を卒業し、都内のIT企業に勤める予定です。
この記事の信頼性は、確保されていますよ。
ぜひ参考にして、進路選びの参考にしてみてくださいね。
不登校で高校に行かないのはリスクが高い

不登校で高校に行かないのは、人生のリスクが高まります。
中卒だと、就職や結婚が難しくなるからです。
正直、中卒での就職はかなり難しいです。
就職エージェントやハローワーク求人を見れば分かりますが、中卒向けの求人は少なく、最低でも高卒以上の求人がほとんどです。
中卒で働くとなると、アルバイトや鳶職など肉体労働に準ずることになります。
すぐにでも働きたいのなら良いですが、一般的な会社勤めを想像しているなら、やはり高校は卒業しておくべきです。
また、中卒は恋愛や結婚にも悪影響を及ぼします。
自分が親だと仮定して欲しいのですが、子どものパートナーが中卒だと少し不安ですよね。
「複雑な家庭環境なのかな?」「人格に問題はないかな?」と、偏見をもって接してしまうと思います。
あなたに大切な人ができても、学歴が原因で親に反対され、別れざるを得ない場合があるかもしれません。
中卒で働いている友だちの例
僕の友だちは高校を中退した後、アルバイト生活をしています。
しかしながら、なかなか貯金も難しいようです。
日給8,000円で社会保険にも加入しておらず、体調を崩すと厳しい状況です。
「俺は歌手をめざす!」と努力していましたが、その後どうなったのか分かりません。
今となっては、高校を卒業しておくべきだったと後悔していそうです、、
通信制高校を卒業した僕の例
中学校で不登校だった僕は、通信制高校を卒業しました。
その後、専門学校でITスキルを身に付け、2020年4月から都内のIT企業に努めます。
初任給は20万円を超え、社会保険にも加入するので、ある程度は生活が保障されています。
※余談ですが、Webエンジニアという職業は不登校の方におすすめです。
パソコンで作業をするので、人との関りが最小限で済みます。
コミュニケーション能力に自信がなくても、ある程度成立するのが利点です。
また、エンジニアとして独立すれば引きこもるのも可能です。
自宅で数時間作業し、残りはゲームなどをして過ごせます。
現在の僕も、独立を目指して日々勉強しています。
Webエンジニアは、不登校の方が一発逆転できる職業と言えますね。
学校に通うのが苦手な方向けの進路を紹介

では、学校に通うのが苦手な方向けの進路を紹介します。
いくつかあるのですが、代表的なものは以下の2つです。
- 通信制高校に進学する
- 高卒認定試験を受ける
通信制高校に進学する
通信制高校に進学するのは、おすすめの選択肢です。
通信制高校では、毎日登校する代わりに自宅でレポート課題を行います。
レポート課題を提出することで、単位を取得できます。
登校は月に1~2回なので、学校に通うのが苦手な方でも安心です。
友だちグループも出来づらいので、一人で行動する方がほとんどです。
僕自身そうだったのですが、人間関係の築くのが苦手な方でも心配いりませんよ。


高卒認定試験を受ける
高卒認定試験を受けるのも、選択肢の一つです。
高卒認定試験に合格すれば、高卒と同等の資格を得られます。
つまり、大学や専門学校への進学が可能になります。
高卒認定試験は、自宅での学習が可能です。
高校の学費も必要ないので、なるべく費用を抑えたい方に適しています。
問題の難易度ですが、中学~高1レベルの問題が出題されます。
きちんと勉強すれば、誰でも合格可能と言えます。
まとめ

以上が、不登校と高校進学に関する記事でした。
不登校の方でも、高校には進学した方が良いです。
学歴社会が崩壊したとはいえ、やはり中卒だと何かと不利です。
就職や恋愛に影響を及ぼさないためにも、高卒資格は取っておきましょう。
現代には通信制高校や高卒認定試験など、便利な仕組みが多いですから。
うまく活用して、今後の人生に活かしてくださいね。