「現在不登校で、高校を転向しようと考えている。高校を転校するには何をすればいいのかな…?」と悩んでいる方は、多いと思います。
高校で不登校になると、単位の取得が難しくなります。
そのまま在学しても意味がないので、転校を考えるのは当然と言えます。
そこで今回は、以下の内容について解説します。
- 不登校の生徒が高校を転校する方法
- 不登校だった僕が高校を転校した感想
この記事を書いている僕は、高2の秋に高校を転校した経験があります。
現在は専門学校を卒業し、2020年の4月から都内のIT企業に勤めます。
記事の信頼性は、確保されていますよ。
ぜひ参考にして、転校する際に活かしてみてくださいね。
不登校の生徒が高校を転校する方法

高校を転校するには、面倒な手続きはいりません。
転校の手続きは学校同士が行うので、生徒が手を動かすことはないです。
あえて言うならば、転校先の高校を選ぶくらいです。
僕は高2の5月頃から不登校になりました。
半年ほどしても学校に戻ることはできず、通信制高校に転校することを決意しました。
学校見学や資料請求を繰り返し、転校したい通信制高校を見つけました。
転校の意思を高校に伝えると、担任と校長先生、保護者との四者面談が行われました。
「○○高校に転校しようと考えています」と伝えると、書類を書くように言われました。
氏名や転校理由などを記入すると、「本当に転校でいいの?」と言われました。
もちろん了承すると、そこで面談は終了しました。
思っていたよりも、すんなりと転校の手続きを終えられました。
僕の場合、転校の意思を何度か伝えていたのが大きかったのかもしれません。
曖昧な態度だと、転校を引き留められる可能性もあります。
当日面倒ごとを起こさないためにも、必ず転校する意思を伝えましょう。
また、親にも転校の了承を取る必要があります。
面談になって初めて親に転校の意思を伝えても、恐らく手続きしてくれません。
親子できちんと話し合い、自分の気持ちを伝えることも重要ですよ。
余談ですが後日、通信制高校の担任から連絡を貰い、初登校する日時を決めました。
その後はきちんと通信制高校に通い、無事卒業することができました。
不登校だった僕が高校を転校した感想

次に、不登校だった僕が高校を転校した感想を紹介します。
いくつかありますが、以下の2点が重要な部分です。
- 新しい環境でリスタートできた
- 自由な時間を無駄にしてしまった
新しい環境でリスタートできた
高校を転校して良かった点は、新しい環境でリスタートできたところです。
不登校だった生徒も多いので、負い目を感じないからです。
初登校の日は、とても緊張していました。
「また馴染めなかったらどうしよう…?」「いじめられないかな…?」と、ネガティブな感情が押し寄せてきました。
しかしながら、心配する必要はありませんでした。
友だちグループもほぼ存在しないですし、先生も非常に優しい方々でした。
通信制高校には、さまざまな事情を抱えた生徒が入学します。
教職員も優しい人柄でないと、採用されないのかもしれません。
そう思わされるほど、本当に優しい方しかいませんでした。
今思うと、自分に合った通信制高校に転校できたのが良かったのだと思います。
転校してから後悔しないためにも、学校見学などで実際に見るのをおすすめします。

自由な時間を無駄にしてしまった
自由に使える時間が多かったのですが、無駄にしてしまいました。
通信制高校は全日制高校と違って、毎日登校しません。
通信制高校では、自宅でレポート課題を行います。
レポートは教科書の穴埋めなので、正直かなり簡単です。
真面目に勉強すれば、一か月で一年分のレポートを終わらせることも可能です。
なので、日中に暇を持て余すことが多かったです。
僕はゲームをして過ごしていましたが、今思えば「受験勉強をしておけば良かった…」と、後悔しています。
後から後悔しても遅いので、有意義な時間を過ごせるように良く考えておきましょう。
まとめ

以上が、不登校の生徒が高校を転校する方法でした。
高校の転校には、特に面倒な手続きは必要ありません。
高校同士が手続きを行ってくれるので、転校先の高校を選ぶだけでOKです。
転校をするには、学校側と面談をする必要があります。
面談で最終的な意思決定をし、問題なければ転校が成立します。
「担任と会うのが嫌だな…」と思うかもしれませんが、これで会うのは最後です。
嫌だった学校ともおさらばなので、何とか面談には行きましょう。
転校先の高校では、楽しい学生生活が待っています。
気持ちを切り替えて、リスタートしてくださいね。