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専門学校の就職活動の流れを紹介!【大学との違いも解説する】

「専門学校への進学を考えているけれど、就職活動について何も知らない。専門学校の就活事情について知りたいな…」という方は、多いと思います。

専門学校に入学した後の進路は、ほとんどが就職です。

ただ、専門学校の就活について知らないと不安が残りますよね。

そこで今回は、以下の内容について解説します。

  • 専門学校の就活の流れ
  • 大学と専門学校の就活の違い

この記事を書いている僕は、2020年3月に専門学校を卒業しました。

就活では内定を4社貰い、現在は都内のIT企業に勤めています。

記事の信頼性は、確保されていますよ。

ぜひ参考にして、専門学校に進学するかの参考にしてみてくださいね。

専門学校の就職活動の流れ

専門学校 就職活動 流れ

では、専門学校の就職活動の流れを解説します。

学んでいる分野によって多少異なりますが、基本的にどの学校でも似た流れだと思います。

ちなみに僕は、IT系の専門学校で就職活動をしました。

1年次は企業説明会に参加する程度

専門学校の1年次の就活は、企業説明会に参加する程度です。

1年次は学業の基礎を覚え、来年からの就活に備える時期だからです。

学んでいる分野の全体像を掴み、自分はどの方面に進むのか考えられると良いでしょう。

僕の通っていた学校では、2か月に1回のペースで企業説明会が開かれました。

説明会では業務内容や会社PR、質問回答などが行われます。

どの企業の担当者さんも優しく説明してくれるので、緊張せずに望めました。

社会人になってからの自分の姿を想像し、勉強のモチベーションも上がります。

まずは学校主催の説明会に参加し、就活の足がかりにするのが良いでしょう。

2年次から就職活動が本格化する

専門学校の2年次では、就活が本格化します。

入社まで1年を切るので、説明会や面接に出向く機会も増えます。

授業で面接対策を行うなど、内定獲得に向けて動き始める時期です。

具体的に言うと、まず説明会の回数が増えます。

今まで2か月に1回のペースで行われていた説明会ですが、1か月に2回くらい開催されます。

学校主催の説明会のほかにも、企業のオフィスで行われる説明会も増えます。

可能ならば10社以上の説明会に参加し、自分なりに比較できると良いですね。

また、自ずと面接の機会も増えます。

6月ごろから面接を受ける生徒が増え始め、年明け前に入社する企業を決める方が多いです。

内定を貰える数は人それぞれですが、できれば3社以上確保できると良いでしょう。

なるべく多くの企業を比較し、自分にあった企業に入社したいですからね。

2年次の秋からでも内定を貰える…?

余談ですが、2年次の秋から就活を初めても内定は貰えます。

実際、僕は2年次の11月から就活を始めましたが、問題なく就活を終えられました。

私事ですが、僕はかなりの面倒くさがり屋です。笑

学校主催の説明会に参加する程度で、就活の準備はほぼ行っていませんでした。

2年次の11月に担任から「就職しないの?」と言われ、急いで就活の準備を行いました。

具体的には、以下のタスクをこなしました。

  • ITの資格取得
  • ポートフォリオ(制作物)の作成
  • 就職エージェントに登録し、面接を受ける

授業を受けている余裕がなかったので、学校は休みがちになりました。

しかし、努力した結果、優良企業から内定を4ついただきました。

根性論になってしまい申し訳ないですが、この記事を読んでいる専門学生で「自分は就職できない…」という方は諦めずにトライしてほしいです。

3か月あれば人は変われますからね。

専門学校で就職活動をするメリット

専門学校 就職活動 メリット

では、専門学校で就活をするメリットを解説します。

いくつかありますが、以下の3つを覚えておけばOKです。

  • 学校が就職先を紹介してくれる
  • 就活に有利な資格を習得できる
  • 校内で企業説明会に参加できる

学校が就職先を紹介してくれる

まずは、学校が就職先を紹介してくれる点です。

学校と企業が提携しており、「この企業がいいんじゃない?」と、担任や進路指導の方がおすすめしてくれます。

紹介されたら必ず内定を貰えるわけではないですが、一般応募で受けるよりも採用率が上がります。

多少なりとも学校のブランドがあるので、採用担当者も「この学校の生徒なら安心だな」と、内定を出しやすくなります。

正直あまり能力の高くない生徒でも、内定までこぎつけるケースもあります。

注意点を挙げると、学校の言いなりにはならないでください。

進路指導の方は生徒の希望(勤務地や待遇など)を聞いてくれますが、必ずしも希望と一致するとは限りません。

学校によっては就職率を上げるため、無理やり就職させることもあります。

自分の意志を持って、希望条件に合う企業に入れるよう努力しましょう。

就活に有利な資格を習得できる

就活に有利な資格を取得できるのも、メリットです。

専門学校では、資格取得のための授業が用意されています。

試験対策の勉強をしたり、単位を取得することで資格が取得できる場合もあります。

具体例:僕の通っていた学校では、基本情報技術者試験という資格対策の授業がありました。

一年を通じて基本情報の試験勉強を行い、単位を取得すれば一部の試験が免除になりました。

基本情報は、受験者の2割程度しか受からない難しい試験ですが、クラスの半数以上が合格しました。

仮に資格対策の授業がなければ、ほとんどの生徒が不合格だったでしょう。

資格を取得できれば就活も有利に進められるので、学校側がサポートしてくれるのはありがたいですね。

校内で企業説明会に参加できる

最後に、校内で説明会に参加できる点です。

何度も言っていますが、専門学校では学校主催の説明会が開かれます。

申し込みなどが必要なく、気軽に参加できるので学生の間でも評判でした。

企業主催の説明会も良いのですが、何かと手間がかかるのも事実です。

  • ネットから申し込みを行う
  • スーツなど正装に着替える
  • 各企業のオフィスに出向く

面倒な点が多いですし土日に開催されるので、せっかくの休日が潰れてしまいます。

他校の学生がいると緊張感もありますし。(もちろん、面接対策のために慣れておくのは重要です。)

放課後に私服で説明会に参加できるのは、専門学校の大きなメリットと言えますね。

専門学校で就職活動をするデメリット

専門学校 就職活動 デメリット

次に、専門学校で就職活動をするデメリットを紹介します。

代表的なデメリットは、以下の2つです。

  • 入学時点で就活の分野が絞られる
  • 大卒でないと入社できない企業もある

入学時点で就活の分野が絞られる

専門学校は、入学時点で就活の分野が絞られます。

2年間専門分野のみを学ぶので、進路変更が難しいからです。

例えばIT系の専門学校に入学すると、先生はIT分野に精通している方です。

ITに興味のある生徒が集まり、ITの授業を受けます。

必然的に、就職先はIT企業に絞られます。

もちろん、ITを学びながら医療系企業に就職するのは可能です。

しかし、かなり難しいと言わざるを得ません。

あなたが医療系企業の採用担当者ならば、わざわざIT系の専門学校の生徒を採用しませんよね。

実質、入学時点で就活の分野は絞られてしまいます。

専門学校に入学する際は、「本当にその分野で食べていく覚悟があるか」を確認してから入ってくださいね。

大卒でないと入社できない企業もある

正直、大卒でないと入社できない企業も多いです。

学歴フィルターという概念があり、専門学生はこれを通過できないからです。

学歴フィルターとは、一定の基準に満たない大学の学生は足きりをする仕組みです。

学歴フィルターを設けることで、企業側は選考の手間を省くことができます。

例えば、AbemaTVで有名なサイバーエージェントは大学・大学院卒でないと採用していません。

専門学生では、面接すら受ける機会を設けられません。

残酷ですが、これが現実です。

専門学校卒の方がサイバーエージェントに入社するには、大学に入学するか猛烈にスキルアップして転職するかしかありません。

「学歴社会は崩壊した」と言われますが、採用の現場では未だに学歴が重要視されています。

大学と専門学校の就職活動の違い

大学 専門学校 就職活動 違い

最後に、大学と専門学校の就職活動の違いを解説します。

自主性や就活の時期など、大きな違いがあります。

自主性が求められるか

大学の就活は自主性が求められますが、専門学校の就活は自主性がさほど求められません。

大学は就活のサポートが少なく、自分で行動する必要があります。

対して専門学校は就活のサポートが充実しており、学校任せでも何とかなるからです。

大学生の就活は就職エージェントに登録することから始まります。

リクナビやマイナビなど新卒向けのエージェントに登録し、説明会に参加したり面接を受けたりします。

教授は就活に詳しくないので、周りの友だちや先輩に相談することが多いです。

専門学生の就活は、正直学校任せでも大丈夫です。

学校が企業を斡旋してくれるので、言われるがまま説明会や面接に足を運べば、内定は難しくないです。

先生も親身になって相談に乗ってくれるので、すぐにアドバイスを求められます。

自分で就活を進められる方は大学、誰かに頼りながら就活したい方は専門学校が適していますね。

いつから就職活動が始まるか

大学は3年の秋から説明会が始まり、4年の夏には内定を得ている学生が多いです。

対して専門学校は2年の春から説明会が本格的に始まり、2年の秋に内定を得ている学生が多いです。

分野や職種によって就活、内定の時期は異なりますが、大まかな時期は同じです。

大学生は就活の分野を決めるところから始めるので、必然的に就活の期間も長くなります。

専門学生は就活の分野が決まっているので、大学生と比べると就活の期間が短く済みます。

どちらが良いというわけではありませんが、進路を選ぶ際に参考にするべきでしょう。

まとめ

まとめ

以上が、専門学校の就職活動について解説した記事でした。

専門学校の就活の流れは、以下になります。

  • 1年次は企業説明会に参加する程度
  • 2年次から就職活動が本格化する
  • 2年次の秋からでも内定を貰える…?

1年次に説明会に参加し、2年次に本格的に就活を始めるのが定番の流れです。

2年次の秋から就活を始める生徒もいますが(笑)、基本的には早め早めに準備をする方が良いです。

早めに内定が貰えれば、学生生活を満喫する時間も増えますからね。

まずは、就活エージェントに登録するところから始めましょう!